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朝シャンは髪や頭皮に逆効果なので出来れば夜にシャンプーして下さい

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朝シャンは、今すぐやめて

あなたは『朝シャン派』ですか?『夜シャン派』ですか?

当店ではご年配のお客様が割合多いためか体感的にはそこまで多くないように思いますが、まれに朝シャンが習慣になっている方がおられます。
そういった方には、
「朝シャンは髪や頭皮にあまり良くないので出来れば夜にシャンプーして下さい。」とお伝えしています。

なぜでしょう?
一日一回シャンプーをして清潔にしていたらいつでも大丈夫なんじゃないの?と思うかもしれませんね。
ですがシャンプーのタイミングが違うだけで頭皮の健康状態に大きく関わってくるのです。

健康な頭皮と髪を保つためには『朝シャンではなく夜シャン』が間違いなくオススメです。
どうしても朝シャンしたい時の対策も合わせてご紹介しますね。

 

1.なぜ朝シャンはダメなの?

朝シャンが頭皮や髪に良くない理由は大きく3つあります。
清潔にするための朝シャンが逆に良くないなんて驚きですよね。

 

1-1.朝シャンで頭皮のバリア機能が弱まる

頭皮のバリア機能が弱まる

朝シャンに限らずですが、シャンプーは基本的に頭皮のバリア機能をしている“皮脂膜”を洗い流してしまいます。
“皮脂膜”には、肌の水分の保持、外的要因である紫外線や乾燥などから身を守るなどの働きがあるので、『朝シャンをする』ということは、言い換えると
『わざわざ頭皮の”皮脂膜バリア”を弱めてから1日を始めている』ということになるのです。
顔で例えると、朝一番にクレンジングしてスキンケア・UVケアを何もせずに出かけているようなもの、と言ったらイメージがつきますでしょうか?

一度皮脂膜が失われ、次に頭皮の皮脂膜が形成されるまでには5~6時間が必要と言われています。
ですので、夜シャンは『夜シャンプーして皮脂膜が失われても睡眠中に再形成される』皮脂膜サイクルの観点から見ても理にかなっているのです。

 

1-2.シャンプーのすすぎ残しがあると頭皮環境の悪化につながる

すすぎ残しで頭皮環境悪化!

朝は時間がないことが多いので早くシャンプーを済ましてしまいませんか?
手早く済ませてしまうと、すすぎが甘くなりがちでシャンプーが頭皮に残ってしまいます。
この、すすぎ残したシャンプー剤が頭皮にダメージを与えます。

シャンプーには界面活性剤や植物エキスなど様々な成分が含まれています。
シャンプーのすすぎが甘いと、それらの成分が酸化して取りにくい汚れに変化し嫌なにおいやフケを発生させたり、毛穴をつまらせたり、炎症を起こしてかゆみの原因になったりします
さらにひどいと抜け毛や薄毛の原因にもなる可能性があります。

 

1-3.きちんと髪を乾かさないと、これも頭皮環境の悪化の原因に

半乾きで頭皮環境悪化!

すすぎ残し同様、朝時間がないとドライヤーが適当になってしまいますよね。
夜でもドライヤーがめんどくさいなと思う人が結構いると思うんです。
髪は、濡れている時が一番デリケートで痛みやすい状態。
ドライがあまいとキューティクルが開いたままになり、紫外線や摩擦によって髪がダメージを負いやすくなり、ヘアカラーも退色しやすくなってしまいます。
さらに、濡れたままでいると雑菌が繁殖しやすい状態なので、フケ・ニオイ・かゆみの原因になります。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

 

 

2.就寝時に頭を清潔にしておくことが重要

1日を過ごした頭皮と髪の毛は思っているよりも汚れています。
寝る前にシャンプーすることは、頭皮や髪の健康、また髪の成長にも大きく関わります。

 

2-1.夜にシャンプーしないと頭皮と髪が傷む

疲れていたりすると夜シャンプーをせずに寝てしまうこと、たまにありますよね。
ですがそれは、例えるとメイクをしたまま寝るのと同じことです。
目には見えませんが、髪には外のホコリや雑菌、スタイリング剤などあらゆる汚れがくっついています。
日中出かけなかったとしても一日の汗と脂が付着しています。
それらの汚れは放っておくと酸化し、ニオイ、かゆみ、ニキビなどの頭皮トラブルの原因になります。

「何もトラブルは無いし私は大丈夫」と思った方にこそ注意していただきたいです。
大丈夫なのは肌のターンオーバーが正常な「今」だけなのです。
ターンオーバー=お肌の新陳代謝。
生活習慣やストレスによりサイクルは乱れますし、年齢を重ねるとかならず遅くなっていきます。
「今」大丈夫でも、「ある瞬間」に頭皮トラブルが一気にきます。
必ず夜シャンプーして頭皮を清潔な状態にしてから寝るようにしましょう。

 

2-2.朝も夜もシャンプーするのは絶対に洗いすぎ。今すぐやめて下さい。

『頭皮が油っぽいから』、『フケがよく出るから』、『頭皮のニオイが気になるから』、このような理由で朝も夜もシャンプーしている場合は、逆効果になっている可能性が高いです。
頭皮には、一定量の皮脂を保とうとする働きがあります。”皮脂膜”によって頭皮にバリアを貼るためですね。
ですが何度もシャンプーすることによって、必要な皮脂膜まで洗い流してしまっているため、「皮脂がまた足りなくなった!」と余計に皮脂をドバドバ分泌してしまうのです。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

 

 

2-3.つまり、シャンプーは夜に一回するのがベスト

シャンプーは夜に一回するのがベスト

頭皮は体の中でも皮脂線や汗腺が多い部分なので、夜には皮脂や汗が溜まっています。
その他にもスタイリング剤、空気中のホコリやタバコの煙、排気ガスなど、外部の汚れを吸着しているのです。
見えないですが実はとっても汚れています。それらの汚れを落とさずに寝るのは頭皮にも髪の毛にも負担をかけることになります。
吸着した汗や汚れによって雑菌や常在菌が過剰に増えてしまうこともあり、かゆみや炎症を引き起こす可能性もあります。

髪の成長に関わる成長ホルモンは、”(22時~02時といった)時間帯”ではなく、“就寝後(30分~1時間の間の深い睡眠時)”に多く分泌される、というのが今の定説です。
つまり何時に寝ようとも、成長ホルモンは”就寝後”に分泌される、ということ。
その成長ホルモンが分泌される時には、しっかり頭を清潔にしておくことが髪と頭皮を健康に保つ秘訣なのです。

また夜シャンプーすることで、寝具が汚れず衛生的というメリットもあります。
頭皮や髪が汚れた状態で寝てしまうと、枕も不衛生な状態になるので肌トラブルにつながることもあるのです。
健康な髪の毛を育てるため、そして頭皮を守るためにも夜シャンプーを心がけましょう。
(夜勤などで昼寝る方はもちろん昼にシャンプーでOKです。大切なのは”就寝前に”頭を清潔にすることです。)

 

 

3.それでも朝シャンしたい人必見!湯シャンのススメ

朝シャンをやめられないという人は朝シャンのメリットだけを残した洗髪方法にしてはいかがでしょうか?

 

3-1.朝シャンにもメリットがある

実は朝シャンには大きく3つの良い点があります。
1.寝ている間に出た皮脂や汗を流し、清潔な体で1日をはじめられる。
2.ボーッと眠い朝に温かいシャワーを浴びることで血行がよくなり、交感神経のスイッチが入って目覚めがスッキリする。
3.頑固な寝癖もリセット出来るので、スタイリングが楽
朝シャンをしている方のほとんどがこれらの理由で朝シャンをしているのではないでしょうか?

実際お客様に聞いている中でもほぼこれらの理由で朝シャンをしているようです。
ですが実は、これらは「シャンプー」でなく「シャワー」でも十分メリットを受けられるのです。

 

3-2.どうしても朝シャンがやめられない人は『湯シャン』にしよう!

湯シャンとは『シャンプー剤を使わずにお湯のシャワーのみで髪を洗うこと』をいいます。
シャワーだけでも汗・皮脂などのほとんどの汚れは取り除けますし、温かいシャワーで目覚めもスッキリでもちろん寝癖も直せます。
シャンプーで洗ってしまうと先に言った通り必要な皮脂まで奪われてしまいますが、
お湯に変えることで、必要以上に皮脂がなくなることもありませんし、過剰に分泌することもなくなります。

もちろん、就寝前にはきちんとシャンプーしていることが前提ですが、どうしても朝シャンがやめられない方には『湯シャン』がかなりオススメです。

 

3-3.実は、毎日シャンプーするのは日本だけ

信じられる?ティーンの2人に1人は毎日シャンプーしてるって

ちなみにですが、実は欧米では日本と違い、夜でなく朝にシャワーを浴びる人のほうが圧倒的に多いです。
そして、シャンプーは毎回はしません。大体週に3回程度、多くても2日に1回の方がほとんどのようです。
というか毎日シャンプーする文化は、世界的に見てすごく珍しいことをご存知ですか?
『毎日シャンプーするのは日本だけ』といっても過言ではないくらいです。
どれくらいの頻度でシャンプーするかは、その国の文化、人種的特徴、気候、水質など、様々な事由が絡んでくるのですが、
日本で毎日シャンプーするという文化が根付いたのは、メーカーや販売企業の努力(策略?)の面が大きいと思っています。

1980年代ころから企業が『毎日シャンプーするのがオシャレだ』という宣伝をし始めました。それまでは2日に1回程度が普通でした。
当時の花王のCMで中森明菜さんが「信じられる?ティーンの2人に1人は毎日シャンプーしてるって」と言っているのが印象的なCMがありましたので貼っておきます。

 

『朝シャン』が社会現象になったのも、1980年代後半の資生堂の”モーニングフレッシュ”というシャンプーCMがきっかけでした。
朝早く起きてシャンプーをしてから通勤・通学をする『朝シャン』が”オシャレ”で、当時の若い女性を中心に流行したのです。そして1987年の「新語・流行語大賞」の新語部門で表現賞にも選ばれました。
この1980年代を境に日本人のシャンプー習慣はガラリと変わっていき、1990年代頃にはすっかり『毎日シャンプーするのがあたりまえ』という文化になったのです。

このような『今習慣となっているけどそれは実は企業の販売戦略がきっかけになっていた』ということは実は以外にも多いです。
梅雨の時期にわざわざするジューンブライドも企業戦略ですし、夏のスタミナ料理とされる鰻だって本当の旬は秋から冬にかけてです。
さらに私達人間が一日三食食べるようになったのも、エジソンが自身が開発したトースターをもっと売りたいからと発言した言葉がきっかけです。
もしかすると『毎日シャンプーをする』という事自体あらためて考え直してもいいのかもしれませんね。

 

3-4.湯シャンのやり方

湯シャンのやり方

湯シャンは一言でいうと『シャンプー剤を使わずにお湯で洗髪すること』なのですが、実は本当に湯シャンだけで汚れを落としきるのは難易度が高かったりします。
そもそも”湯シャン”が難しいので、楽に洗髪するために生まれたのが今のシャンプー剤ですから当然ですね。
本当の湯シャンのやり方は、まず髪をブラッシングして、、、というところから始まるのですが、
今回は『夜にシャンプーしている』という前提で、”朝シャン”のメリットを受けたい方向けへの簡単な『湯シャンのポイント』のみをお伝えします。

・湯シャンのポイント1『お湯の温度は39度前後』
36度の体温くらいが良いという説もあるのですが、明らかに寒いですよね(笑)。
それで風邪を引いたりしたら元も子もないので、ある程度温かくしてOKです。ただ熱すぎると必要な皮脂まで流れてしまうので注意です。
・湯シャンのポイント2『爪を立てて洗わない』
爪を立てると頭皮に傷が付き、炎症・雑菌繁殖等、頭皮トラブルのもととなります。指の腹で優しく洗いましょう。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

湯シャンをするときは以上2点を気をつけましょう。

 

3-5.湯シャンでも乾かすのは必須!

もちろん朝、湯シャンしたあとでもしっかり髪を乾かしましょう。
先に説明した通り、髪が濡れたままだと頭皮トラブルのもとになります。
朝と夜のシャンプーに関係なく、髪が濡れたらドライヤーでしっかり乾かすことが美髪でいるコツです。

 

 

4.まとめ

シャンプーは夜に一日一回

夜にシャンプーできずに寝てしまった場合はもちろん朝にシャンプーしても大丈夫です。
不潔なのが一番頭皮と髪に良くありませんからね。
ですが必ず髪はしっかり乾かしてください。
そして朝シャンになってしまった場合は頭皮のバリアが弱い状態のため、出かけるときは帽子をかぶったり日傘をさしたりなど、しっかり対策をしましょう。

一番いいのは『シャンプーは一日一回夜にする』こと。
どうしても朝シャンをしたい人は『シャンプーをせずに湯シャンする。そしてしっかり乾かす。』
健康な頭皮と髪を保つためにできることから変えていきましょう。

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